MLBの人気は本家公式サイト(http://mlb.mlb.com/index.jsp)が大きな役割を担っていると思います。
日本人が所属していなかった頃のレッドソックスの試合を堪能できたのは本家公式サイトがあったからです。
以前Jim Small氏(MLB Japanの代表取締役。WBCの立案者の一人)はこうおっしゃってました。
「日本人選手の獲得は素晴らしいことだ。しかしそれは個々の選手に依存するというリスクを伴っている。
だからヤンキース対レッドソックスのライバル争いは日本人を取り込む一つの手段ではある。」
MLBの日本での人気が日本人選手の移籍による流動的なものだということは自覚されており、現時点では良策もなくチャンスを待っておられる状態のようですが、今一度公式サイトの役割の重要性を再度ご検討いただきたいと思っています。
各国のMLBオフィシャルサイトは本家MLB.comのプルダウンメニューから気軽に飛べるようになってます。
各国サイトの実態はどうなっているのでしょう。
アメリカのMLB公式サイト(本家)
http://mlb.mlb.com/index.jsp
英語圏の人間のために各国の選手について紹介するページ
http://mlb.mlb.com/mlb/international/index.jsp
ワールドベースボールクラシックについて紹介するページ
http://ww2.worldbaseballclassic.com/2006/index.jsp
スペインのMLB公式サイト
http://mlb.mlb.com/mlb/spanish/mlb_spanish.jsp
韓国のMLB公式サイト
http://www.major2.co.kr/
中国のMLB公式サイト
http://mlb.im.tv/
日本のMLB公式サイト
http://mlb.yahoo.co.jp/
メジャーリーグそのものを好きな方からほど日本の公式サイトに対する不満をよく聞きます。
MLB.comを純粋に和訳しただけの編成が求められているのではないでしょうか。
日本ではMLBといえば日本人選手情報を探しておられる方がほとんど。
その情報は当然報道するとして、なおかつMLBそのものを広く報道するというのが公式サイトというものの役割だと思います。
そういう顧客をマイノリティと言って排除しているから市場が広がらないのです。
全部は把握してませんが各国のサイトではこうなってます。
韓国: 韓国語の公式ブログで自国の各選手の情報を詳しく追っています。
中国: 王建民の枠を目立つ場所に置いてあります。各ニュースをクリックすると、MLBの各試合について広範囲で翻訳されているのが読めると思います。
スペイン: 本家公式サイトとほとんど変わりませんが、各コーナーで自国の選手の情報を追っているようです。
以前、日本の公式サイトはサイバーエージェントがライセンスを取得しました。→記事
現在はヤフー・ジャパンがライセンスを取得して公式サイトを運営しています。
前者は枠がないことに苦労しておられていたようですが、後者は違いました。
検索サイトのトップページの広告枠、動画、ニュースコンテンツ等、元から持っていた大きな土台を利用することにより、スムーズに運営を移行して軌道に乗せることができました。
宣伝力によりインターネットの集客率を上げることには成功しているようですが、コンテンツが薄いように感じます。
私はNumberあたりが本気出してやれば面白くなったんじゃないかと思うのですが、片手間にやるには厳しいでしょうか。
ただ一般の方が一人で書かれてるブログの方がメジャーリーグに関する情報量は日本の公式サイトより多いような現状ですので、熱心な新興企業が運営するか、現スタッフの方々にぜひとも編成の見直しをご検討いただけないかと思います。
スポーツ新聞に目先の薄利を優先して本質を後回しにしないでほしいとは言いません。
公式サイトにはそれを望みます。