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Call Me By My Name 08.03.20

トレーニングを見るために球場へ。
邦楽をウォークマンで聴いて歌いながら歩いて到着。(自棄気味)
日本でも変なやつなのにアメリカでも遜色なく変な私。
別に開き直ってません。こんな自分に困ってます。

マイナーリーグの選手達がトレーニングをやっていた。

遠くからでもわかるマイナーリーグとメジャーリーグの選手の見分け方:
1. マイナーリーグの選手は体がずっと細くて子供のよう
2. マイナーリーグの選手はお金もらってる選手とは思えない練習のさせられ方をしている。(野球部の3年と1年ほどの差はないかもしれないが。)

ちょっと見てそれから出て行こうとすると、ラテン系の新人の選手達が笑って手を振ってくる。
ふふ、やさしーな。

いつもの場所に着くと、女性が一人立っていた。
彼女に話しかけると誰のファンか聞かれたので、なんとなくホーマーとアローヨって答えると、彼女は超が10個くらいつきそうなアローヨのファンだった。



肩のところに彼のサインのタトゥーをしている。
おうちのゲストルームの写真を見せてもらうと、アローヨのでかい写真やサインやグッズだらけである。
便宜上彼女をキャサリンと仮名で呼ばせていただきます。

キャサリン 「旦那はもう完全に呆れてるわ」

一緒に撮った写真をキーホルダー付きの写真ケースに入れていっぱい持っている。
ボストン方面に住んでらしてボストン時代からのファンだそうです。
だから移籍当初からの写真がいっぱいあった。

いいなぁ。
私はあんなにくっついて写真なんて撮ったことないよ。
タトゥーとかやっぱり好きだったらした方がいいんだろうか。
そういえばTシャツも一応持ってるけど着たことはない…。
そもそも背番号のTシャツってウェイクフィールドのを1〜2回着ただけで後はこのかた着たことがない。
それがまた似合わなくてね。

サインみたいな黒い文字だったら1〜2週間で消えるヘナ・タトゥーでもいいかも。
まあ細かい作業が苦手だからやらないであろう。

私はレッズの中ではホーマーとアローヨが好きで、ベースボールが好きで、チームが好きだからここに来たと彼女に話した。

aoi 「すごく可愛いねーそのタトゥー。彼はそれ見てなんて言ってたの?」

キャサリン 「えー、笑ってた(笑)」

aoi 「キャサリンと彼は仲いいの?」

キャサリン 「私の名前は知ってるわ。グラウンドで声かけると向こうもハイ!キャサリン!って言って振り向いてくれるの。」

aoi 「すごいじゃーん」

キャサリンはレッズの選手にも詳しくて、お気に入りの選手何人かのとアローヨのベースボールカードをたくさん持っていた。
選手が来るたびにボールかカードにサインをしてもらってた。

キャサリン 「いい?選手が車に乗って来て首を縦に振ったらサインOKってことだから。そしたら行くのよ。」

キャサリンが突撃した後で私もサインをこそっともらった。
もらうものを持ってきてなかったので、たまにスプリングトレーニングで配ってたスプリングガイドっていう小冊子にしてもらうことに。
それにはAugographって真っ白なページが2ページぶんついてる。
ファンはこれにサインをもらいなさいってことだ。
だから私はそこの1ページに今日はレッズの選手からサインをもらった。

レッズのおなじみの警備員ジョンを警備員Aさんとするとして、今日の警備員は警備員Bさん。
彼女は入り口のそばに止めてる彼女自身の車や待機してる場所について何度か彼に注意されていた。

キャサリン 「ここの警備員は大抵いろいろと話してくれるんだけど彼は嫌なやつなのよ。」

そうなのかなー。
私がこの間、このファンレターを渡しおいてくださいって言った時はすごく優しかった気がするんだけど。
警備員の人はサインをもらうために押しかけるファンには厳しいのかもしれないな。

今日は練習が遅かったので待っている時間は長かったけど、彼女と話してる時間はとても楽しかった。
そうこうしてるうちにアローヨが車で来た。
パニック状態の私。

やっぱりキャサリンとは顔なじみって感じで何か向こうから話しかけていた。
私はいつものように硬直して顔も見れずに立ってるだけ。
車止めてもう一度来るからと彼女に言ってもう一度こっちに戻ってきた。

キャサリンとすごく楽しそうに話してる。

私はますます血の気が引いて気が遠くなり倒れそうになっている。もちろん顔もよく見てない。

私もしゃべりたいんだけど割って入るのも悪いし、そもそも話しかけるような大そうな話題はない。

スプリングガイドとペンを持って下向いてキャサリンの後ろで無言で固まってた。

「アオイ」

うわ〜〜・・・
黙ってると、また名前を呼んでくる。

「アオイ」

「はい!」 

「名前で呼んでるよ、アオイ。」

なんで名前を呼ぶのかと言うと、前回渡したファンレターに「その時はじめて名前を覚えてもらってるんだって知りました。」と書いたからです。

今考えたらすごく嬉しいよね?

でもその時はなんか、キャサリンがいるのに悪いと思ってしまい、ぎゃ〜〜〜〜〜、やめて〜〜〜〜〜〜と心の中で思っていた。
しかも彼女に私の紹介をし始める。

「彼女はシャイなんだ。スプリングトレーニングを見るために日本からここに来てる。彼女はサインはいらない。サインを欲しいわけじゃなくて僕と話したいだけなんだ。」

たまたま旅行でこっちに来たような雰囲気で彼女に話してたのに…(°_°;)

さらに私がファンレターで書いた色々なことに関して喋り始める。
うわぁぁぁぁ〜〜〜と思ってさらに固まっていると

「彼女は英語がよくわからないんだ。何かに書かないと。」

私のスプリングガイドを見て「これに書いていい?」と余白2ページ目に自分の言ってることを書き始める。

確かにサインは積極的に欲しいわけじゃないけどもらえれば嬉しくないわけもないく、このガイドはサイン集みたいな感じで取っておこうと思ってたのに、お気に入りの選手用のページをメモ代わりに…。

aoi 「うん、うん、わかった。」

結局私は固まったままでほとんど喋れず、手紙だけ渡すことに。

手紙…なんか前日の夜色々と切羽詰っていて、これまで旅行で辛かったこととかスミスの件とか会えなかったこととか色々書いてしまった。
絶対読んだら引かれる気がする。
なんで書いたんだろう?
なんで渡したの???
嫌われたかも。
どうしよう。

そんなこんなでアローヨはトレーニングへ。

キャサリンの方を見ると………

目を合わせてくれない。
さっきみたいに話しかけても来ない。

そうだよね。
私が逆の立場ならやだと思うもん。

でもね〜〜〜〜〜、空気以下嫌われてるまでのダウングレードを疑われるならともかく、冗談じゃないですよまったく。
だから私はキャサリンに話しかける。

aoi 「ははは。ファンレターにあんなこと書いたから。」

キャサリン 「私ずっとファンやってるけどあんなことしてもらったことない。」

aoi 「私が外国人だから親切にしてくれるんだよ。」

キャサリン 「そんなことない。あなたのことが好きなのよ。」

もう…。(-_-;
彼もタトゥーまでしてくれてる長年のファンに対してああいう態度はいいんだろうか。

でもめげずに色々と話しかけてどうにかその場はおさまった。
彼女はずっとボストンやシンシナティのファンをやってるだけに、たくさんの選手に詳しかった。

キャサリン 「ブロンソンはボストン時代からずっとファンに対して優しかったのよ。マニー、オルティス、ヴァリテック、カート、彼らはみんなファンのことは無視。ジョシュも全然!若手は優しいんだけどね。ユーキリスはナイスよ。」

aoi 「キャサリンはレッドソックスだと誰がお気に入りなの?」

キャサリン 「パペルボン、レスター、エルスベリーあたりかなー。」

ボストン方面に住んでるファンはいいな。
シンシナティ在住のファンもうらやましい。
アメリカならどこでもうらやましい。

日本に住んでますよ私。
しかも車は運転できないわ、最寄の電車は都心のどこにも繋がってません。

彼女はベースボールカードを箱単位で持っていて、レッズの選手のものや、アローヨのマイナー時代のもの、パイレーツ時代のものも持っていた。
髪が短くてちょっともさっとしてるやつ。
今の方が若く見えると思った。

キャサリン 「この顔、なぜか悲しそうなの」

ほんとに何か悲しそうでおかしかった。
イーベイで買えると言ってた。
私も欲しいな〜 パイレーツ時代のやつ。

aoi 「パイレーツのユニが一番好きなんだ」

キャサリン 「あれはねー、みんな似合うのよ」

彼女は私が書いたのと同じように書く!と言って、写真の裏にメッセージを書いてアローヨが出て行く時に渡していた。
ちょっと複雑だけどまいっか。
彼女はいっぱい喋ってるけど、私はやっぱり喋れないのでじーっと黙ってるだけ。うぅ。

そんな横をウェザーズが通り過ぎる。

WOOoo Hooooooooooooooo

つって。
彼はですね、何か私がアローヨのファンだと気づいてるらしく、私が待ってるとにや〜〜〜〜っとするんです。
ウェザーズにサインをもらう時もにやにやする。
アローヨなんでしょ?って顔してる。
は、はずかしい。。。

それで結局私はアローヨに手を振っただけで終わり。
キャサリンとは握手して別れた。

| 春 2008 | 05時10分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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